FX相場とFOMCの利上げ

今年の12月のFOMCにおいて、米国が利上げを行うのかどうかということは、以前から注目されていました。そして、FOMC直前のマーケット関係者の予想としては、利上げは確実視されていたわけですが、蓋を開けてみますとやはり利上げということになりました。ただ、FX取引を行っている人間としては、その結果米ドルのFX相場がどちらに向かうのかということだったと言えるでしょう。すなわち、円安ドル高はFOMCの発表以前にかなり進んでいましたから、米国の利上げは既に織り込み済みということで、米ドルのFX相場に変化はないのか、それともやはり米国の利上げによって円安ドル高が更に進行することになるのかという疑問です。

結果としては、1ドル115円台だったのが1ドル117円台にもなりましたので、円安ドル高が更に進行したということになります。では、なぜこのような動きになったのかと言いますと、マーケット関係者が来年の利上げ回数を2回と予想していたのに対して、FOMCでは来年の利上げ回数を3回と考えていることが判ったからです。ですから、やはり相場の動きというのは、事実のみによって決まるということではなくて、事実が事前の予想とどれだけのギャップがあったのかということによって決まると言ってよいでしょう。つまり、この場合、事前のマーケットの予想が年4回の利上げであったならば、円高ドル安の方向となっていたのではないかということです。

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